スポーツ外傷・障害

SPORTS

スポーツ外傷・障害について

リハビリから競技復帰までサポートします

当クリニックは、スポーツに関連するさまざまな健康問題に対して、総合的なケアを提供しています。肩、膝、肘、足関節など、スポーツ活動で生じやすい部位の治療に特化した専門知識を有しています。
週末にジョギングを楽しむ方から、プロレベルで競技に取り組むアスリートまで幅広く、それぞれのニーズに合わせたサポートを行うのが当クリニックの特徴です。症状の緩和だけでなく、傷害の根本原因を探り、再発防止と競技パフォーマンスの向上を目指します。

スポーツ障害

スポーツ障害は、反復される動作や過度な負荷により、特定の部位に徐々に蓄積される損傷のことです。
この種の障害は、不適切なトレーニング方法、不十分なウォームアップ、体力や柔軟性の不足など、複合的な要因によって引き起こされます。そのため当クリニックでは、これらの複雑な要因を丁寧に分析し、個々の患者様の状況に合わせた治療計画を立案いたします。

スポーツ外傷

スポーツ外傷は、競技中の転倒や衝突など、突発的な外力によって引き起こされる急性の損傷を指します。骨折、脱臼、靭帯損傷などが代表的です。このような外傷に対しては、迅速かつ適切な初期対応が極めて重要です。

よくある症状

捻挫してしまった

捻挫は、関節が急激にねじれたり、通常の可動域を超えて動かされたりした際に、関節を支持する靭帯が過伸展や部分断裂を起こすケガです。足関節や指関節に多く発生し、突き指も捻挫の一種とされます。
捻挫が起こると、関節の血管が損傷し、内出血が生じることで関節部位に腫脹が見られることがあります。また、靭帯の損傷により、関節の不安定性や可動域制限、疼痛などの症状が出現します。

打撲がなかなか改善しない

打撲は、転んだり物にぶつかったりして、体の外から力が加わったときに、皮膚の下の組織が傷ついてしまうことです。「打ち身」とも呼ばれ、ぶつけたところが痛んだり、しびれたり、腫れたりすることがあります。
打撲の程度は、どれくらいの強さで、どこにぶつけたかによって変わってきます。軽い打撲なら数日から数週間で自然に治りますが、強い衝撃を受けたり、特殊な場所にぶつけたりした場合は、治りが遅くなることがあります。

骨折してしまった

骨折とは、外部からの力によって骨が折れてしまった状態です。直接的な衝撃や間接的な力、骨が弱くなっていることなどが原因で起こります。
骨折すると、痛みや腫れ、変形、関節が動かしにくくなるといった症状が現れます。早期の適切な処置により、慢性的な痛みや骨の変形のリスクを軽減することが可能です。

投球動作で肘を痛めた(野球肘)

野球肘は、ボールを投げる動作を繰り返すことによって肘に過度な負担がかかり、さまざまな症状を引き起こすスポーツ障害の総称です。内側上顆炎、外側上顆炎、離断性骨軟骨炎などの種類があり、それぞれ症状や経過が異なります。特に成長期のお子さんは、骨や軟骨、靭帯が未発達なため、繰り返し肘に負担がかかることで発症リスクが高まります。初期には自覚症状がない場合もあるため、注意が必要です。

治療方法

野球肘の治療の基本は、痛みが強い時期に投球動作を控えることです。安静にするだけでなく、肘を冷やしたり、ステロイドを用いて炎症と痛みを和らげたりします。
またストレッチや筋力トレーニングなどのリハビリテーションを行うのも効果的です。専門の理学療法士と協力し、肘への負担を軽減しながら、段階的に投球動作を再開できるようにサポートしますのでご安心ください。症状がなかなか改善しなかったり、もともと重症化していたりする場合は、手術を検討します。

テニス中に肘を痛めた(テニス肘)

テニス肘は、テニスをする際に手首を反らす動作を繰り返すことで、肘の外側に痛みが出るスポーツ障害です。正式には「外側上顆炎」と呼ばれ、前腕の筋肉と腱の付け根部分が傷ついて炎症を起こしている状態です。
テニス肘になると、肘の外側を押すと痛みを感じたり、手首を反らすと痛みが強くなったりします。前腕が疲れやすくなると、日常生活にも支障をきたすことがあります。

治療方法

治療においては、まず痛みを和らげ、炎症を抑えることが重要です。肘を安静にし、冷やしたり、痛み止めを使ったりします。また、前腕の筋肉を伸ばすストレッチや軽い運動で、筋肉の緊張をほぐすことも効果的です。
専門の理学療法士によるリハビリテーションでは、ストレッチや筋力トレーニング、患部に物理療法などを組み合わせた治療を行います。
症状が改善しない場合は、患部にステロイド注射をしたり、体外衝撃波療法を行ったり、手術が必要になったりすることもあります。

ジャンプすると痛みがある(ジャンパー膝)

ジャンパー膝は、膝蓋腱炎とも呼ばれ、ジャンプ動作の繰り返しなどによって膝のお皿の下の腱に過度な負担がかかり、炎症や痛みが生じるスポーツ障害です。
ジャンパー膝になると、膝のお皿の下を押すと痛みを感じたり、膝を伸ばす時に痛みが強くなったりします。進行すると、安静時にも痛みを感じたり、腱が腫れたり、石灰化したりすることもあります。

治療方法

治療では、膝を伸ばす時に働く筋肉や腱への負担を減らすことが基本です。膝を安静にし、冷やし、痛み止めを用います。また症状によっては、微弱電流やマルチ電気治療器などの物理療法を用いて、炎症と痛みを和らげます。

関節に痛みがある (オスグット)

オスグッド・シュラッター病は、成長期によく見られる膝の病気です。膝のお皿の下にある骨が、太ももの筋肉の繰り返し引っ張られる力によって炎症を起こすことで発症します。
主な症状として、膝のお皿の下を押すと痛みを感じたり、運動時に痛みが強くなったりすることが挙げられます。ひどい場合は歩くのも困難になることもあります。

治療方法

治療の基本は、膝のお皿の下への負担を減らすことです。痛みが強い時期は、患部を安静にし、冷やします。必要に応じて、膝の負担を軽減する装具の使用および松葉杖を使って歩くように指導することもあります。
スポーツに復帰する際は、膝への負担を少しずつ増やしていきます。痛みが再発しないことを確認しながら、ジャンプや方向転換などの練習を進めていきます。

走るときに痛みがある(ランナー膝)

ランナー膝は、長距離ランナーに多く見られる膝の障害です。膝のお皿とその下の骨の間にある関節に負担がかかり、軟骨が傷ついたり炎症を起こしたりすることで生じます。
主な症状は、膝のお皿の周りの痛みと、膝の曲げ伸ばしが難しくなることです。階段の上り下りや長時間座っていること、正座などで症状が悪化し、ひどい場合にはじっとしていても鈍い痛みが続くことがあります。

治療方法

治療においては、膝のお皿とその下の骨の間にある関節への負担を減らし、太ももの前の筋肉の働きを良くすることが中心となります。痛みが強い時期は、ランニングを中止することが重要です。膝を冷やしたり、痛み止めを使ったりします。また炎症部位への局所麻酔薬やステロイドの局所注射を行うこともあります。

pagetop
TEL
白石クリニック
(本院)
072-669-7701
奥天神白石クリニック
(分院)
072-668-1107
デイケア
(通所リハビリ)
072-669-7701
高槻しらいし
鍼灸整骨院
072-683-7878
pagetop